低侵襲脊椎手術

2. 頚椎疾患

頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症

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2椎間以内の頚椎前方固定術においてチタン製椎体間ケージを用いた手術を行っています。

頚椎前方固定においては骨盤から骨を移植する必要があります。通常の前方固定術では骨盤からの移植骨を大きくとる(採骨)必要があり、術後、骨盤の痛みが強く入院が長引くケースがありました。チタン製ケージを使用した方法では採骨は小さく(小指の先程度の量)、また専用の器具で採骨するため痛みも少なくてすみます。

また症例によっては採骨不要な症例もあります(術野の切除骨と人工骨を組み合わせること採骨無しですむこともあります)。

関節リウマチに伴う頚椎病変

関節リウマチは関節や脊椎に慢性の炎症を生じる疾患です。

脊椎の関節破壊で特に問題になるのが、頚椎(くびの骨)病変です。
頚椎は7つの骨で構成されますが、関節リウマチの患者さんでは1番目と2番目の骨の間の破壊が一般的です(環軸椎亜脱臼)。背骨の中には脊髄という太い神経がとおっており、環軸椎亜脱臼により神経が圧迫されると手足のしびれや筋力低下を生じることがあります。さらに中枢の延髄が圧迫され呼吸障害を発症することがあります。
環軸椎亜脱臼により首の痛みや後頭部の痛み(後頭神経痛)を生じることもあります。また頚椎に伴走する椎骨動脈閉塞を生じ脳への血流障害をきたすことがあります。環軸椎亜脱臼で脊髄や延髄の麻痺(手足のしびれや運動麻痺、呼吸障害)を生じたり、頚部痛がひどくなると手術が必要となることもあります。

手術をする場合は、不安性のある背骨を金属で固定する方法が一般的です。
現在、当センターでは、種々の画像診断と手術システムを使用することや金属固定器具の使用方法の工夫で以前より安全に手術を行える環境が整っています
(下図)。

(関節リウマチの治療については当院の関節センター医師の協力で各種薬物療法を施行しております。)

 

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